臓器移植啓発

臓器移植啓発

バードユーンハウゼン心臓・糖尿病センター

渡航移植を受けた患者さんが10年ぶりにドイツを訪問

あなたの意思が誰かを救う

脳死者からの臓器提供は臓器移植法の改定された2010年10月以降は、それ以前の10人程度から増加はしてきていますが(2019年は126人)臓器移植の待機患者数が現在14,414人であることを直視しますとその数は圧倒的に不足しています。
【 2020年6月現在 日本臓器ネットワーク(JOT)】

¨脳死をもって人の死¨とする世界の大半の国とは異なり、日本人は¨心臓が停止するまで人は死んでいない¨とする旧来からの死生観を持っています。そのことが日本で臓器提供数が増えない主原因であることに間違いありません。前述の改正臓器移植法下に於いても、日本では脳死は臓器提供の可能性があるときに「人の死」とし、それ以外は心臓停止をもって「人の死」とする不明瞭な定義に留まっています。

世界保健機構(WHO)が2010年に海外渡航移植の自粛勧告を行ったにもかかわらず多額の金額を支払って移植を受けに渡航する例が報道されています。

日本を一日も早く「助かるいのちを助けられる国」とすることをスローガンとして私たちは活動しています。今後は医療従事者を含め少しでも多くの方に臓器移植の大切さを理解していただくため、若い世代の人達に「いのちの大切さ」や「人が死ぬ」といったテーマでお話をする機会を作っていきたいと思います。

NPO法人ハートToハート・ジャパン 理事長
南 和友